ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」10話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」10話
「復讐の杯」
ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第10話のネタバレあらすじ
【起】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第10話のあらすじ1
砂漠に着陸したプロペラ機に乗ってジェシー(アーロン・ポール)、ガス(ジャンカルロ・エスポジート)、マイク(ジョナサン・バンクス)がメキシコへ向かっている頃、スカイラー(アンナ・ガン)は何度かけても応答のないウォルター(ブライアン・クランストン)の留守番電話にメッセージを吹き込んでいました。
その後ウォルター・ジュニア(RJ・ミッテ)を喜ばせようと内緒で買っていた車をジュニアに見せますが、希望の車種ではなかったジュニアは、静かにありがとうと言うだけでした。
スカイラーの元上司であるテッド(クリストファー・カズンズ)は、ソウル(ボブ・オデンカーク)に呼び出され彼の事務所を訪れていました。
そこでソウルはテッドに、最近テッドの遠い親戚が亡くなり財産を残していたのだが、近くに身寄りがなく、一番近い親戚であるテッドに相続の権利があるのだと説明します。
その金額は彼が国税局に支払うべき債務とほぼ同等のものでした。
【承】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第10話のあらすじ2
メキシコに着いた3人は、目隠しをされたままカルテルの麻薬製造工場に連れていかれ、そこで作業を始めようとするのですが、製造に必要な薬品が見当たらないとジェシーが言うと、カルテルの科学者はその薬品は自分たちで合成していると言います。
薬品の合成方法を知らないジェシーの能力に不審を抱いた科学者に対し、ジェシーは強い態度で「こんな最悪な状態の場所で作業はできない。文句を言うのをやめて俺の言うとおりにしろ。」と怒鳴りつけ、彼らに工場の掃除を命じるのでした。
一方、父親に連絡のつかないウォルター・ジュニアは、心配になりウォルターのアパートまでやってきていました。
ノックをしても応答がなく、留守番電話に「心配だから警察に連絡を入れる」というメッセージを残していると、ようやくぐったりとしたウォルターが姿を現します。
ジェシーとのけんかで傷だらけになっているウォルターは、ジュニアにまたギャンブルに手を出した挙句、そこでほかの客とけんかになったのだと嘘をつき、このことはスカイラーには言わないでほしいと涙ながらに話すのでした。
【転】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第10話のあらすじ3
カルテルの麻薬工場では、出来上がったドラッグの純度を計測するところでした。
そして完成品が見事96.2%の高純度に達し喜んでいるジェシーに、カルテルのガフ(モーリス・コンテ)が「これでお前もカルテルの一員だ」と言ってジェシーを困惑させるのでした。
その頃、ソウルがスカイラーのいる洗車場を訪ねてきて、金を受け取ったテッドがその金を返済に回すことなく、高級ベンツをリースするのに使ってしまったという報告を受けるのでした。
テッドのオフィスを訪れたスカイラーは、テッドから思わぬ遺産を受け取り事業を再開することができたと聞かされます。
それを聞いてお金が入ったのならまずは返済に回すべきではないのかと問い詰めるスカイラーに、テッドは自分の金をどのように使うかについてとやかく言われる筋合いはないと反論し、スカイラーを追い返そうとします。
その態度に我慢が出来なくなったスカイラーは仕方なく、テッドが受け取った金は自分が出したものなのだと伝えるのでした。
【結】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第10話のあらすじ4
メキシコのドン・エラーディオ(スティーヴン・バウアー)の邸宅で、ガスは昔パートナーのマックス(ジェームス・マルティネス)が殺されたのと同じプールサイドに立ち、薬の入ったカプセルをそっと飲みました。
そこにドン・エラーディオが手下達と共に現れ、ガスがカルテルの要求に応じたことを喜び、そしてガスが持ってきた贈り物に気が付くと、その中身が貴重な酒であると知り、さらに喜ぶのでした。
その場でグラスに酒を注ぎ乾杯をしたドン・エラーディオがグラスを空けると、盛大なパーティが始まりました。
機嫌よくパーティに興じるドン・エラーディオとの会話の途中で、ガスはトイレに立ちます。
洗面所でガスが便器に向かって飲んだ酒を吐き出している頃、プールサイドでは酒を飲んだ男たちが次々と倒れこんでいました。
その場に戻ったガスの目の前でドン・エラーディオはプールに倒れこんだまま息絶え、ガスは自らも酒に混入した毒物の影響で倒れそうな体をマイクとジェシーに支えられながら外に向かいます。
ジェシーとマイクが駐車場で使えそうな車を探していると、残っていた手下たちとの激しい銃撃戦が始まります。
銃撃に対抗しながらジェシーはキーのついた1台の車にガスを乗せ、腹部に銃弾を浴びたマイクを助手席に乗せてそこから走り去っていくのでした。