ドラマ「Nのために」5話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「Nのために」5話
ドラマ「Nのために」5話のみどころ
希美と安藤が沖縄でどのようにして野口夫妻と接近することに成功するのか、原作では各章に散りばめられているそのプロセスがどう描かれるのか楽しみです。さらにそこから先の西崎と奈央子の出会いのところまでストーリーが進むようなので、スピーディーな展開になりそうですね。また、原作にはないドラマオリジナルの展開として、裏の世界に堕ちていく成瀬や、希美と安藤のラブシーン的なものもあるようなので、そちらもどんな展開になっていくのか楽しみにしたいと思います。
ドラマ「Nのために」5話のネタバレあらすじ
2014/11/14 放送
【起】ドラマ「Nのために」5話のあらすじ1
2003年。沖縄に到着した希美(榮倉奈々)と安藤(賀来賢人)は、貴弘(徳井義実)と奈央子(小西真奈美)夫妻にどうにか近づこうとしますが、大勢のボランティア参加者の中でなかなか話しかけることができません。なんとか夫妻と同じグループになった二人は、ダイビングのライセンスを取ったばかりの奈央子と初心者どうしということから夫妻と一緒に潜ることに。するとそのダイビング中に奈央子がパニックを起こし急浮上、それを安藤が助けます。そのお礼に夫妻の宿泊するホテルに夕食に招待された希美と安藤。安藤が貴弘の勤務先に内定していたことや将棋が指せることで貴弘に気に入られ、一気に距離が縮まりますが、すっかり酔っぱらって希美に介抱されながら民宿に帰ってきた安藤は、酔った勢いで希美にキスをしてしまいます。
翌日、気まずい空気の希美と安藤でしたが、そこに奈央子から希美に電話がかかってきます。帰京したら改めてお礼がしたいから自宅に招待したいと言う奈央子の申し出に歓喜する二人。
【承】ドラマ「Nのために」5話のあらすじ2
東京に帰り、西崎と報告会を開く希美と安藤。次は貴弘から「みどりビル」のことを聞き出そうと安藤は息巻きますが、希美は、安藤はもう作戦に加わらないほうがいいと言い出します。この先、貴弘と上司と部下になる安藤が、貴弘との関係をこじらせてしまうことが心配だからだと言う希美ですが、気まずい空気が流れる二人に、安藤の気持ちを知る西崎は沖縄で何かあったようだと気づきます。
その頃、成瀬(窪田正孝)は喫茶店で老人から受け取った大金をコインロッカーに入れ、その鍵を事務所に渡すという詐欺の受け子の仕事をやっていました。詐欺の片棒を担いでいると気づいたときにはもう抜けられず、報酬を受け取ってしまう成瀬。そのお金で滞納していたアパートの家賃を支払います。
一方、就職活動を始めた希美がある夜、書類を書いていると母・早苗(山本未來)から着信が。島にいたときの母の束縛を思い出し、怖くなった希美は電話に出られません。
日曜日、希美と安藤は野口家へ。豪華な高層マンションで奈央子の手料理でもてなされたあと、貴弘と安藤は一局交え、希美は奈央子とお茶をしながらおしゃべり。セレブの生活を垣間見て興奮する二人ですが、帰りに二人きりになるとやはりなんとなく気まずい空気が流れ、マンションの前で別れてしまいます。
先に帰宅した希美は、西崎の部屋を訪ね、今日のお礼に貴弘に手紙を出し、その手紙の中で「みどりビル」のこと切り出そうと思うと話し、西崎が文面を考えることに。そこへ、隣の希美の部屋に来訪者が。声を聴いて固まる希美。なんと早苗が島からはるばる出てきたのでした。応答のない希美の部屋のドアをしつこく叩き、しまいにはおびき出そうと仮病でうずくまる早苗。西崎の部屋で息をひそめながら、島にいた頃に引き戻されそうで怖いと言う希美。誰にも頼らず一人で生きていきたいと言う希美に、誰の助けも借りないつもりかと訊ねた西崎は、昔希美が唯一助けてほしいと思ったその相手こそが、罪の共有の相手だと知ります。結局、大家の野原(織本順吉)の対応で早苗は諦めて帰っていきます。
【転】ドラマ「Nのために」5話のあらすじ3
数日後、希美から貴弘のもとに手紙が届きます。手紙の内容が気になる奈央子ですが、ただの礼状だと言う貴弘。その貴弘からさっそく電話で呼び出された希美は、マンション最上階の共用ラウンジで貴弘と会うことに。貴弘は開発計画の内情やオーナーである父は「みどりビル」を売却するつもりはないことを親切に教えてくれ、希美も笑顔に。しかしそんな二人の様子をこっそりと奈央子が覗いていました。さらに貴弘は、安藤に内緒で希美にお願いがあると言い出します。
野原に「みどりビル」の売却はないと伝え、「N作戦」の成功と終了を祝う希美、安藤、西崎。安藤が酔いつぶれ寝てしまった後、自分以外の二人の行動力を讃える西崎に、希美は「ずるをした」と打ち明けます。沖縄でダイビング中に奈央子がパニックを起こしたのは、希美がこっそり酸素ボンベのバルブを閉めたからだったのでした。平気で人を傷つける父、平気で嘘をつく母の娘だから自分もそういう人間なのかもと言う希美に、親は親、子供は子供だと西崎は自分に言い聞かせるように言います。
後日、希美は大学生となった弟の洋介(葉山奨之)と電話で話します。早苗が上京してまで相談したかったのは自身の再婚のことだったと聞かされホッとする希美ですが、さらに洋介は、帰省時に成瀬のよくない噂を耳にしたと話します。
その成瀬は、気が進まないながらも受け子の仕事から抜けられずに続けていましたが、ついに金を受け取った現場を警察に押さえられてしまいます。
そんなある日、西崎が買い物から帰宅すると、雨の中、奈央子が希美の部屋の前に立っているのでした…。
【結】ドラマ「Nのために」5話のあらすじ4
2014年。安藤は野バラ荘を訪れ、西崎と再会します。話がしたいと言う安藤を、事件の話はしない、安藤とも希美とも誰ともかかわる気はないと冷たく突き放す西崎。
一方高野(三浦友和)は夏恵(原日出子)の主治医から、失声を治したいというプレッシャーが逆効果になることもあると言われてしまいます。それでも、なぜ夏恵がこんなことになったのか、どうしても火事の真実を知りたいと思う高野の前に、安藤が現れます。事件の真実を知りたくて希美と西崎に会ったと言う安藤は、自分も西崎は貴弘を殺していないと思うと高野に言います。貴弘を撲殺した凶器は燭台でしたが、極度に火を怖がっていた西崎が、たとえ逆上していたとしても、火の気がある燭台を手にできるわけがないと安藤は言うのでした。
数日後。希美の自宅マンションに西崎から50万円の入った現金書留が届きます。驚きながら同封された手紙に目を通していると、そこへインターフォンが鳴ります。インターフォンの画面に映っているのは高野でした…。