ドラマ「Nのために」1話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「Nのために」1話
ドラマ「Nのために」1話のネタバレあらすじ
【起】ドラマ「Nのために」1話のあらすじ1
2004年のクリスマスイブ。高層タワーマンション〈スカイローズガーデン〉の48階に住む会社員・野口貴弘（徳井義実）とその妻・奈央子（小西真奈美）が殺害される事件が起きます。逮捕された西崎真人（小出恵介）は「半年前から奈央子と交際しており、貴弘が奈央子を刺したので逆上して貴弘を殴った」と殺害を認め、懲役10年が確定します。
10年後の2014年。高野茂（三浦友和）は野口夫妻殺害事件の真相を追っていました。事件当時、現場には西崎以外に3人の人物がいたのです。偶然居合わせたという杉下希美（榮倉奈々）、成瀬慎司（窪田正孝）、安藤望（賀来賢人）には、実は古い繋がりがあること、そして逮捕直後、西崎が弁護士に言った「すべてはNのために。俺たちがやったのはそういうことだ」という言葉から、この事件は西崎の犯行ではないのではないかと考える高野は、15年前のとある出来事に思いを馳せます。
【承】ドラマ「Nのために」1話のあらすじ2
1999年夏。高野は駐在の警察官として、瀬戸内海の小島・青景島に妻の夏恵（原日出子）と住んでいました。当時高校2年だった希美とその同級生の成瀬も島の住民でした。
希美の父・晋（光石研）は建設会社の社長で、希美は父と母・早苗（山本未來）、中学生の弟・洋介（葉山奨之）と裕福で幸せな生活を送っていましたが、ある日突然、晋が愛人の宮本由紀（柴本幸）を自宅に連れてきて一緒に住むと宣言、希美たち母子は強制的に家を追い出されてしまいます。仕方なく3人は晋が用意した山奥の古い家屋へと移りますが、狭い島では瞬く間にこの騒動は広まり、学校でも町でも冷たい視線にさらされる希美や早苗。駐在の高野はそんな母子を気にかけますが、友人で、料亭を営む成瀬の父・周平（モロ師岡）には「よその家のことに口を挟まないのがこの島のマナー」と言われてしまいます。成瀬もまた、同級生の希美の様子が気になりますが、遠くから見守ることしかできません。
早苗は現実が受け入れられず情緒不安定になり、晋が振り込んでくれた月10万円の生活費も1日で使い切ってしまいます。食べる物にも困った希美は晋に会いに自宅へ行きますが、不在の晋に代わって出てきた由紀に、食べ物を分けるかわりに土下座を要求されます。屈辱を感じながらも、早苗や洋介のためを思い、1か月間毎日土下座をして食べ物を分けてもらう希美。
【転】ドラマ「Nのために」1話のあらすじ3
2000年春。洋介は本土の高校へ進学して家を出ます。相変わらず情緒不安定な早苗と二人になり、新聞配達をして家計を支える希美も3年生になり、クラス替えで成瀬と同じクラスになります。もともと小学生の時に将棋クラブで一緒だった二人は、新聞の詰め将棋を一緒に解いたり、将来の野望を語ったりと急接近。しかしそんな成瀬の実家の老舗料亭「さざなみ」も、経営不振にあえいでいました。
周平が年内で店を売却すると成瀬に話した夜、希美も早苗の度を超えて情緒不安定な行動にたまらず外へ。二人は夜中のサイクリングを楽しみます。そして明け方、昇ってくる朝日を見ながら、「一人で生きていく、欲しい物は全部自分で手に入れる」と宣言する希美。未来に希望をもち、笑い合う希美と成瀬でした。
【結】ドラマ「Nのために」1話のあらすじ4
現在。高野は刑務所から出所してきた西崎を待ち構え、二人は喫茶店へ。
話を聞きたいという高野が持っていた成瀬の昔の写真を見て、少し表情を変える西崎。高野は自分が希美や成瀬と古い知り合いであること、希美と成瀬は15年前にもある事件の現場に居合わせたことがあると話し、彼らの行方を捜していると言います。
一方西崎は、野口夫妻殺害事件当日、バイトで配達に来ていて警察に通報した成瀬とは面識はなく、希美と安藤とは同じアパートの住人で面識はあったものの親しくはなかったと話します。しかし、西崎は犯人ではない、4人が誰のために何を隠しているのかを知りたいと迫る高野に、西崎は「この女がいなきゃ、この世には何の意味もないと感じたことはあるか」と問いかけるのでした。
ドラマ「Nのために」1話感想
初回は拡大版ということもあり相当見ごたえのある濃い内容だったと思います。特に過去パートは実際に瀬戸内海の小豆島で約2週間のロケを敢行したというだけあって、物語の世界観に引き込まれました。
次回、過去パートでは、物語の一つのキーである希美と成瀬がかかわるという「事件」がついに起きるようなので、どんな事件なのかとても気になります。
また現在パートでは、主要人物4人で唯一まだ出てきていない安藤が登場するので、そちらもどんなキャラクターなのか楽しみにしたいと思います。
