ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話「医者の勝ち負けなんてそうでもいいんだって。患者が勝たなきゃ意味ないじゃん」
ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話の見どころ
派閥の争いが絶えない国立高度医療センター。
その統一をめざそうとする天堂総長だが、上手くいかない。
そして、フリーランスの未知子は、その争いを無視し続け一匹オオカミ。
今話でも、自分の意思を通し、自分の信じるままに手術をし、成功させる。
久しぶりの原の再会も、「誰?」と、自分の必要としない事は記憶に留めようとしない未知子。
原の気弱ぶりは健在で、未知子に自分の自信を奪い取られ、嘆き悲しむシーンでは、先頃世間を賑わした、県議の嘆きの訴えのパロディー。
その演技は、鈴木浩介ならではの演技で、笑いを誘った。
今後も、クビにならなかった原は、未知子達と共に国立高度医療センターで、人の後ろに隠れてこそこそと活躍して行きそうだ。
そして、晶の企みに気付く事のない未知子。晶を信じ、慕っている未知子の本当の姿はこれからもこのまま続いて行くのか…。
ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話のネタバレあらすじ
2014/11/06 放送
【起】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話のあらすじ1
築地の食堂で、シチューか海鮮丼か、どちらを先に食べるかを迷っていた大門未知子(米倉涼子)の元へ、一人の男性が現われ、「迷った時は思い切った事をやってみる」と、海鮮丼の上に、シチューを掛けてしまう。
その様子に驚く未知子に、周りの客達。
しかし、「美味し物は混ぜても美味しい」と、言い放つ。
呆れて怒った未知子は、その場を立ち去るのだった。
国立高度医療センターでは、東と西の覇権争いがおさまる事も無く、総長の天堂義人(北大路欣也)は、現在二人いる戦略統合外科部長を、東の海老名敬(遠藤憲一)か、西の談合坂昇(伊武雅刀)のどちらか一人にすると表明するのだった。
より一層の、東と西の争いが高まるばかり。
そんな中、国立高度医療センターにとって重要な人物である、経産省の五十嵐裕久(吉満涼太)が、結腸がんで入院してくる。
この手術を手にして成功し、自分達の手柄にして、部長職を手に入れようと考える、海老名と談合坂だった。
その、手術の執刀を申し出に天堂総長の所へ出向く海老名と談合坂だったが、そこへ看護師長の白木淳子(高畑淳子)がやってきて、一般病棟の患者・田中信吾(井上順)が、いなくなったと言いに来たのだった。
主治医である談合坂は、しぶしぶ田中を探しに、天堂総長の部屋から退出するのだった。
脱走していた患者・田中は、未知子と食堂にいた男性。
病院に未知子の跡を追うようにして着いて行き、戻ってきた所を談合坂らに見つかってしまう。
そして、どこへ行っていたとの問いに、未知子に「誘拐されていた」と。
その間に、海老名は、五十嵐の手術の権利を奪い取っていたのだった。
【承】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話のあらすじ2
五十嵐の手術は、東側から、加地秀樹(勝村政信)が執刀する事に決まり、原守(鈴木浩介)が第一助手として着く事になった。
そして、戦略統合外科の部長秘書である関ヶ原朋子(内藤理沙)に、食事の誘いをする海老名。
その誘いを、たまたま聞いてしまった未知子だった。
また、談合坂は、外科医長の阿智祥三(木下隆行)の提案に、別の何かを思いつくのだった…。
術前カンファレンスが始まり、阿智は加地に、五十嵐の手術の助手をさせてくれと願いでるが、あっさりと断られてしまう。
そして、田中の手術のカンファレンスが始まり、談合坂は、手術の説明をし、そして、助手に海老名を指名する。
西と東の協力が必要と、表向きは言うのだが、そこには何かが隠されていた。
そして、海老名はその申し出を快諾する。
未知子は、田中のレントゲン画像を見ながら、不審点を感じ、再度画像を見せろと言うが、談合坂は相手にしない。
そして、談合坂は、未知子にも助手に付くように言うのだった。
田中は、病院内で未知子に付きまとうのだった。
そして、食堂に未知子を連れて行き、丼を3つ購入し、食べた気になると匂いだけ嗅いで満足するのだった。
明日の手術を任せて欲しいと、田中に直談判する未知子だったが、田中は友達の伝手でこの病院に入院できたので、その友達の手前、それは無理だと断ってしまう。
神原名医紹介所では、いつものように麻雀をしながら神原晶(岸辺一徳)が、未知子に対し、一般病棟の患者の助手になんて付くなんて、どうして経産省のVIPの手術に付かないのかと責めるのだった。
しかし、マネージャーなんだから、営業をするのは晶の仕事と、反発する。
そして、部長秘書の関ヶ原と、天堂総長の秘書・井川真澄(庄野崎謙)が関係を持っていた。
部長室での情報は、ここから流されていた事に…。
【転】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話のあらすじ3
五十嵐の手術が始まり、何事も無く加地はその手術を無事終えるのだった。
そして、田中の手術が始まった。
談合坂の執刀、第一助手に海老名、そして、もう一人未知子が助手に付いた。
一般病棟の手術をなぜ部長、二人が受け持つのかと天堂総長に問う事務局長の加藤峰司(渡辺いっけい)だった。
天堂総長は、部長をどちらかに決めるための大事な最後のジャッジの為…と言うだけだった。
田中の手術は、談合坂の手により、無事に進んで行ったかのように思われたが、途中、談合坂から海老名に代わるとの申し出があり、その言葉に素直に受ける海老名だったが、ミスを犯してしまうのだった。
それを不信に感じていた未知子は、そのミスを何事も無かったかのように進めていき事なきを得るのだった。
海老名と、加地、原は手術の成功を祝い、祝杯をあげていた。
一方、談合坂も、部長職を手に入れるこの争いも勝った物と一人祝杯をあげ、高らかに笑い声を上げるのだった。
そして、未知子は、田中のレントゲン画像を見ながら、不信感を募らせるのだった。
手術の翌日、田中の容態が急変したと白木師長が海老名に伝えに行ったが、その間に談合坂が田中の処置を済ませていた。
そして、未知子と麻酔科医の城之内博美(内田有紀)は、二人で田中の再手術を始める手はずをしていた。
その手術は、談合坂や天堂総長らに伝える事なく始められ、その知らせを天堂総長の元へ加藤が慌てて言いに来るのだった。
談合坂と海老名は、未知子に手術を止めるように言うが、その手を止める事なく続け、談合坂が手術室に入る前には終えるのだった。
そして、談合坂に未知子は、「大事な事、黙ってんじゃないわ!」と、怒鳴るのだった。
談合坂にしてみれば、再手術になる事も、初めから企んでいた事。
海老名の失敗で、海老名を部長職から引き釣り落として、自分の再手術の成功で、単独の部長職を手にするつもりだったのだ。
その魂胆が、海老名達にバレテしまったのである。
【結】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」5話のあらすじ4
そして、その事が、天堂総長の耳にももちろん届き、談合坂は辞表を書く破目になってしまうのだった。
もしかすると、実は、これも天堂総長が初めから企んでいた事だったのでは…。
仕方なく、国立高度医療センターをあとにする談合坂。
そして、最後に談合坂は、未知子に「西には、まだ怪物がおる」と、脅すのだった。
いつものように、神原晶は、天堂総長の元へ、未知子らの請求に訪れる。
しかし、一般病棟の患者だった事もあり、メロンも無し、VIPの時とは一ケタ違う請求だった。
そして、未知子を主治医にしたいと言う患者がいると言うが、それが一般病棟の患者だと知り、晶は、その申し出を受けなかった。
それは、田中だった。
「何が欲しいんだ。金か?地位か?力か?」と、築地の食堂で、シチューを海鮮丼に掛け食べている田中は、天堂総長に聞く。
そして、天堂総長は「力です」「国を動かす力です」と言う。
そして、「ドクターX。重宝するオモチャかも知れんがな…」と、言う田中だった。
田中の本当の姿は?
天堂総長にとっても、医学界にとっても重要な人物である事には違いない…。