ドラマ「Nのために」3話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「Nのために」3話
ドラマ「Nのために」前回おさらい、3話の見どころ
前回も見ごたえのある内容でした。状況ごとに変化していく希美や成瀬の細かい心情の浮き沈みが丁寧に描かれていたと思います。特に、火事のせいで希美との関係を失ってしまい、希美の進学の夢も奪うことになってしまった成瀬の悲痛さがとても切なく、純愛ミステリーと銘打たれているのも納得だなと思いました。
今回は、それでも上を目指す希美がどう困難を打開して上京するのか、また上京後の安藤と西崎との出会いも描かれるようなので楽しみです。また、現在パートでもようやく本格的に希美や成瀬が出てくるようなので、そちらも楽しみにしたいと思います。
ドラマ「Nのために」3話のネタバレあらすじ結末まとめ
2014/10/31 放送
【起】ドラマ「Nのために」3話のあらすじ1
2000年。成瀬(窪田正孝)の実家・料亭「さざなみ」の火災に巻き込まれた高野(三浦友和)の妻・夏恵(原日出子)は声が出なくなってしまいます。医師からは心因性と言われますが、一向に良くならず、放火した犯人も捕まらないまま2カ月が経ちます。犯人を捕まえようと躍起になる高野は、成瀬が何か隠しているのではないかと疑い、自宅を訪ねて執拗に話を聞き出そうとしますが、成瀬は何も知らないと言い張ります。
同じ頃、成瀬は希美(榮倉奈々)から譲ってもらった奨学金に合格します。県で一人しか選ばれない快挙にクラス中が盛り上がりますが、成瀬は希美に恨まれている気がして素直に喜べません。実際、希美は金銭的に進学のめどが立たず、不本意ながらも校内にある就職関係の資料を手に取るようになっていました。そんな希美の姿を見かけても直接声を掛けることができない成瀬は、ある思いでフェリーの乗船券を買います。
【承】ドラマ「Nのために」3話のあらすじ2
ある日、希美が学校から帰宅すると、希美の部屋で大学の入学願書を破く母・早苗(山本未來)の姿が。希美が家を出て一人になることに強い拒否反応を示す早苗は、泣いて頼む希美を一晩部屋に閉じ込めてしまいます。明け方、疲れ果てた希美がふとカバンの中を見ると、ノートの間に1枚のフェリーの乗船券が。裏には成瀬の字で「がんばれ N」と書いてありました。上京するときはお互い乗船券を贈りあおうと約束したことを思い出し、再び上を向いた希美は、窓から抜け出し、その足で進学を反対する父・晋(光石研)のもとへ向かいます。晋の取引先や地元の人たちがいる前で進学資金を貸してほしいと土下座した希美に困った晋は、苦しまぎれにお金を出すと約束するのでした。
そして2001年春。卒業式も終わり成瀬が島を離れる日、成瀬の自宅のドアにはフェリーの乗船券が入った封筒が挟まっていました。それを見て、最後にもう一度話がしたいと希美の携帯にメールを送る成瀬。フェリー乗り場に見送りの同級生が集まりますが、希美はやってこないまま船は出航してしまいます。しかし、乗り場とは離れた防波堤に希美の姿が。目の前を通り過ぎていく成瀬に大きく手を振り、がんばれと叫ぶ希美。成瀬も叫び返します。その様子を遠くから見た高野は、やはり二人が何かを共有していると直感するのでした。
【転】ドラマ「Nのために」3話のあらすじ3
2014年。希美の勤める建築事務所を突き止めたものの、希美は退職した後で連絡先が掴めない高野は、希美、安藤(賀来賢人)、西崎(小出恵介)が昔住んでいた「野バラ荘」を訪れます。大家の野原兼文(織本順吉)から当時の希美、安藤、西崎、成瀬の関係性や希美の連絡先を聞き出しそうとしますが、好意的な対応ながら、高齢による物忘れともとぼけているだけともとれるような様子の野原にあまり収穫のないまま退散する高野。高野が帰ったのを見届けた野原が奥の部屋に声を掛けると、隠れていた西崎が出てくるのでした。10年前の事件の記事を見つめ、「俺があんな計画さえ立てなければ…」とつぶやく西崎。
【結】ドラマ「Nのために」3話のあらすじ4
2002年夏、希美は東京の大学の2年生に。仕送りもなくバイト代で生活する希美は、築60年の風呂なしアパート「野バラ荘」に住んでいました。ある夜、台風による大雨でアパート1階の希美の部屋は浸水してしまいます。同じ1階の住人・西崎とともに、2階に住む安藤の部屋に避難させてもらった希美。安藤は同じ大学の3年、西崎は小説の創作に没頭する法学部の留年生でした。あまり似たところのない3人でしたが、台風のあと、アパートの屋根の修理を一緒にするなど、徐々に親しくなります。野原から、地下鉄の開通に伴い土地の買収話が出て困っていることを聞き、いざというときに「野バラ荘」を守るため作戦、その名も「N作戦」を立てようと希美と安藤に提案する西崎。手放しで賛同する希美と対照的に、安藤は気乗りしない様子を見せます。
2014年、10年ぶりに再会した安藤と再会した希美は、安藤に抱きしめられます。一方、西崎は成瀬に電話を掛けていました…。