ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」11話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」11話
「降りそそぐ危機」
ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第11話のネタバレあらすじ
【起】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第11話のあらすじ1
瀕死の状態だったガス(ジャンカルロ・エスポジート)とマイク(ジョナサン・バンクス)は、ガスが事前に用意していた簡易の医療施設で手当てを受け一命を取り留め、一人で歩けるまでに回復したガスは、重症のマイクをその場に置いてジェシー(アーロン・ポール)とテキサスへ向かいます。
歩きながらガスからもう一人で製造作業ができるだろうと言われたジェシーは、自分に任せるならウォルター(ブライアン・クランストン)を殺さずにただ追放するようにと言いました。
テッド(クリストファー・カズンズ)からの「やはり返済はできない」という留守電メッセージを聞いたスカイラー(アンナ・ガン)は彼のオフィスに向かいますが、そこでテッドからスカイラーが彼に渡した金額と同額の小切手を渡されます。
再度テッドに返済するように言いますが、いずれにしろその金額では人生を立て直すには足りないのだとテッドは言います。
それを自分への脅しだと受け取ったスカイラーは、オフィスを出てソウル(ボブ・オデンカーク)に電話をかけるのでした。
【承】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第11話のあらすじ2
メキシコを出たガスとジェシーはその足でヘクター(マーク・マーゴリス)のいる老人ホームへ向かい、ガスはヘクターにドン・エラーディオ(スティーヴン・バウアー)とその他ヘクターの孫を含めたカルテルの連中はすべて死んだと告げます。
その頃ウォルターはハンク(ディーン・ノリス)を車に乗せチキン工場の見張りに向かおうとしますが、ハンクから突然別の場所へ行ってほしいと頼まれ、場所を確認するとそこは地下にラボのある洗濯工場でした。
洗濯工場に疑いを持つハンクをその場へ連れて行くのを阻止しようと焦ったウォルターは、わざとほかの車にぶつかって事故を起こします。
ケガを負ったハンクが家で休んでいるところにウォルターが現れ事故のことを謝ると、ハンクは障碍者用の車を注文したと言い、これでもう家族や友人を煩わせることなく自分で運転ができると言うハンクの言葉に、ウォルターただはうろたえるしかありませんでした。
一方、テッドの家にはソウルが送り込んだ男二人が訪れていました。
一人の男がテッドに国税局への支払い用の小切手を書くよう指示をし、支払い手続きがすべて終わるまで自分たちはここから離れないと言います。
仕方なく小切手を書くテッドですが、突然その場から逃げだそうと走り出したかと思うと、部屋に敷いてあったマットで足を滑らせ頭を打って倒れこんだまま動かなくなってしまうのでした。
【転】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第11話のあらすじ3
車の事故により4日間作業を休んでいたウォルターがラボにつくと、自分がいない間に誰かがラボを使った形跡に気が付きます。
その夜ジェシーの家を訪ねたウォルターは、ジェシーに自分抜きで作業をすれば自分は不要だとみなされて殺されてしまうから、もうやらないでくれと懇願します。
しかしジェシーはメキシコ行きのことを相談した時に見放しておいて、今度はラボにハンクを連れてくるような失態まで冒して、そのうえで自分に助けを求めるのかとウォルターを怒鳴りつけるのでした。
ジェシーが家に入ってしまうと、そこにタイラス(レイ・キャンベル)が現れウォルターを気絶させて車に乗せました。
砂漠の真ん中で目隠しを取られたウォルターの目の前にはガスが立っていて、ウォルターに「お前はくびだ」と言い捨てます。
「ジェシーのために俺を殺せないんだろう」と言うウォルターにガスは、ハンクを殺すことはできること、そして邪魔をすればウォルターの家族を一人残らず殺すことを押し殺したような低い声で伝えるのでした。
【結】ドラマ「ブレイキングバッド シーズン4」第11話のあらすじ4
ソウルのオフィスに慌てて駆け込んだウォルターは、ソウルから「人消し屋」の連絡先を受け取りますが、この危険な状況の中で4人もの人間を消すことになれば、費用は最低でも500,000ドルはかかるだろうと言われます。
金はあると答えたウォルターは、ソウルに自分がここを出たら1時間後に麻薬捜査局に匿名の電話を入れて、ハンクの身が危険にさらされていることを伝えるようにと頼み、急いで自宅へ向かいました。
家に着いたウォルターは、軒下に隠してある現金を取りに行きましたが、あるはずの金額のうちの大部分が見当たりません。
これでは逃走に足らないと焦っているところにスカイラーが現れ、家族を守るためにテッドに金を渡したことを聞かされます。
どうにもならない状況にウォルターはわめき泣き叫び、次第に気がふれたように笑い出しているところで電話が鳴り、留守番電話に切り替わると、スカイラーの妹のマリー(ベッツィ・ブラント)が泣きながら、麻薬捜査局にハンクがカルテルに狙われているという電話が入ったと話すのが聞こえてきました。
スカイラーが気を落ち着けながら受話器を取っている頃、静かになったウォルターは軒下に通じる穴から天井を見上げ、ただ虚空を見つめるのでした。
