ドラマ「Nのために」4話のネタバレあらすじ結末まとめ

ドラマ「Nのために」4話

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ドラマ「Nのために」4話の見どころ

ついに本格的に東京編が始まり、物語は殺人事件へとつながる「N作戦」に突入します。ここまでほとんど登場していない野口夫妻もようやく登場してくるのも楽しみです。また、今までは主に希美と成瀬の過去が明かされてきましたが、さらにほかの「N」たちの過去も明かされていくようなので、そのあたりも楽しみにしたいと思います。原作では10年後の希美、成瀬、安藤、西崎のかかわりはほとんど描かれないのですが、ドラマでは再会したり連絡をとったりしているので、そこからどう展開していくのか、ドラマ独自のストーリーにも期待したいと思います。

ドラマ「Nのために」4話のネタバレあらすじ

2014/11/07 放送

【起】ドラマ「Nのために」4話のあらすじ1

2014年、現在。高野(三浦友和)は10年前に西崎(小出恵介)を担当した弁護士の事務所を訪れ、当時の資料を見せてもらいます。供述調書には希美(榮倉奈々)や成瀬(窪田正孝)の証言も記載されていました。それによると当時大学4年だった希美は、安藤(賀来賢人)とともに野口貴弘(徳井義実)・奈央子(小西真奈美)夫妻に招待されて野口家のマンションを訪れ、安藤が来るまでの間、貴弘の書斎で将棋の相手をしていました。貴弘がリビングへ出ていった後もしばらくは異変に気づかず、物音がしてリビングに行ったら西崎がいて、夫妻が倒れていたので驚いた、西崎と奈央子の関係は後で知った、と証言。また成瀬は、アルバイト先のレストランの店員として、料理の出張サービスで野口家を訪ねていました。成瀬は面識がなかったものの野口夫妻は店の常連でした。マンション1階の受付で取次ぎを頼み、最初は応答がなかったのが、その後インターフォン越しに女性の声で「成瀬君助けて!」と言われて驚いて部屋に行ってみると偶然にも同級生の希美がいて驚いた、と証言していました。
一方その頃、再会した希美と安藤はレストランで食事をしていました。事件以降、西崎にも成瀬にも連絡を取っていないという希美。もう事件は終わったんだと言う安藤に対して、希美は、一生忘れることはできないと言います。その一方で事件によって安藤のキャリアに傷がつかなくてよかったと安堵する希美に、申し訳なさそうに「俺があの場にいなかったら、二人は死んだりしなかった」と言う安藤。苛立った希美は席を立ってしまいます。

【承】ドラマ「Nのために」4話のあらすじ2

2002年。希美、安藤、西崎の3人は気軽にお互いの部屋を行き来する親しい間柄になっていました。安藤は希美に惹かれていきますが、希美の心にはほかの誰かがいることを察していました。
ある時、西崎は自作の小説『灼熱バード』を二人に読ませ感想を求めますが、この小説のテーマは究極の愛だという西崎の世界観がまったく理解できない安藤。一方希美は西崎に、人によって愛のかたちは違うと言います。西崎が希美の考える究極の愛は何だと聞き返すと、希美は「共犯ではない罪の共有」と答えるのでした。その西崎がガスコンロの火を異様に怖がることを知り、顔を見合わせる希美と安藤。
そんなある日、居酒屋とビル清掃のバイトを掛け持ちしながら大学に通う希美のもとに、高校の同窓会の案内が届きます。久しぶりに青景島へ帰る希美。東京では母・早苗(山本未來)からの深夜の電話攻撃に辟易していた希美ですが、漁港で生き生きと働く早苗の元気そうな姿を見て笑顔に。しかしそこへ同級生から、成瀬の父・周平(モロ師岡)が心不全で急死したと連絡が入ります。
父急死の知らせを受けた成瀬も急いで自宅へと向かっていました。高野ら数人の知人に迎えられ、父の枕元で涙する成瀬。しかし高野は、その場にいた妻・夏恵(原日出子)の手が震えていることに気づきます。
早苗とともに周平の葬儀に参列した希美は久々に成瀬と対面します。希美を見て表情を崩しそうになる成瀬。無言のまましばらく見つめ合ってから立ち去る希美。その様子を少し離れたところから高野は逃さず見ていました。
その帰り道、やはり浮かない様子の夏恵に高野は、周平と何かあったのかと訊ねますが、夏恵は首を横に振ります。
数日後、遺品の整理をする成瀬を高野が訪ねてきます。周平は多額の借金をしていましたが、生命保険金で返済できそうだと話す成瀬に、いまだ犯人が見つからない「さざなみ」の放火の話題を出す高野。成瀬は表情を硬くしながら、そのことには触れず、もう島には戻らないと思うと告げるのでした。

【転】ドラマ「Nのために」4話のあらすじ3

2003年春。安藤は大手商社の三羽商事に就職が内定します。一方、野バラ荘周辺一帯の再開発計画がいよいよ具体化してきたのを知った西崎は、「N作戦」を実行しようと希美と安藤に持ちかけます。大家の野原(織本順吉)同様に土地の売却を拒否しているという「みどりビル」のオーナーの存在を掴んだ西崎は、敷地範囲の広い「みどりビル」が反対し続ける限り野バラ荘も安泰だと考えていました。「みどりビル」オーナーの動向を探るため、3人はオーナーの息子である貴弘に近づこうと、貴弘が参画する海洋ボランティアのパーティーに参加します。そこで貴弘が、沖縄の海での清掃ボランティアツアーを開催することを知った3人は、自分たちも参加して貴弘と親しくなろうと計画。最初は気乗りしていなかった安藤も、貴弘が三羽商事の社員と知って協力することに。希美と安藤は、貴弘の趣味である将棋の腕を磨くと同時に、ボランティアに協賛している希美のバイト先の清掃会社の受講料負担制度を利用して、ボランティアに必要なダイビングのライセンスを取るための講習に通います。

【結】ドラマ「Nのために」4話のあらすじ4

講習の帰り道、安藤と飲みに行こうと歩いていた希美は、成瀬を見かけます。安藤をそっちのけにして成瀬を追いかける希美でしたが、雑踏の中で見失ってしまいます。その成瀬は父の死後、大学にも行かずふらふらしていました。入り浸っていたスロット店でばったり会った大学の友人に、いいバイトを紹介してやると言われ、怪しい事務所に連れていかれます。
そしていよいよ沖縄へ行く日。日焼けが嫌だからと現地での綿密な計画だけを立てて東京に残る西崎が水着姿にもなったことがないという話を安藤から聞いた希美は、出会った台風の日に偶然見てしまった西崎の腕の無数の傷跡のことをひそかに思い出します。西崎に見送られ、希美と安藤、そして野口夫妻が乗った飛行機は沖縄へと飛び立つのでした。

Nのためにの全話ネタバレあらすじ結末まとめ