ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話のネタバレあらすじ結末まとめ

ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話「命は自分のために使えよ」

2014. 10. 09 放送

この映画を無料で観る

ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話のネタバレあらすじ

 
【起】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話のあらすじ1
大門未知子(米倉涼子)は、大学病院等の医局には属さず、「神原名医紹介所」に所属し、さまざまな病院を渡り歩き、フリーランスの外科医として一流の手術の腕を見せている。

崖の上に一人立つ大門未知子。
南の島に、バカンスに訪れていた未知子は、そこで豪華客船の事故に遭遇する。
豪華客船からは救命ボートに乗り、その島に次々と到着するケガ人。
そのケガ人達を治療するために、未知子は浜辺で応急の手当てを始める。
そして、その中に日本人の乗客をみつけ、その人が、かつての派遣先の元・院長の毒島隆之介(伊東四朗)だと気づく。

毒島にしてみれば、未知子は、かつて病院を首になる要因を作った張本人。
その未知子に助けてもらったのだと知らずに日本へと帰国する、毒島夫婦。

毒島は、帰国後、国立高度医療センターに入院する事になる。
この、国立高度医療センターが、今回、第3シリーズの舞台となる病院。

国が威信をかけて作った、日本医学会の頂点に君臨する特定機能病院の国立高度医療センター。
そこは、東棟には「東帝大学病院」が、西棟には「西京大学病院」がそれぞれ入り、両者の派閥争いが繰り広げられていた。
命のやり取りをする医療は、本来のあるべき姿を完全に見失っていた。
そして、日本の最新医療を積極的に輸出しようと乗りだし医学界は、さらなる弱肉強食の時代に突入していた。

そして、医師だけでなく、そこに集められた看護師たちは高いスキルを持ち、オペ室は「大奥」とも呼ばれている。

【承】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話のあらすじ2
検査の結果、毒島は心臓腫瘍と、破裂した肝細胞ガンを抱えていた。
そして、その毒島の手術ついて、東西ともが自らが手術を受け持つと、そこにも権力争いが関わってくる。
それぞれの得意分野での手術をすると譲る事の無い両者。
しかし、そのどちらかを選ぶのは、総長である黒部徹也(中尾彬)。
黒部総長は、両者の対立をあおりながら、自らの至福を肥やし、好き勝手な振る舞いを見せていた。

両者が譲る事の無いカンファレンスの場に、未知子が入って来る。
そして「私に切らせて、私の患者だから」と、言い放つ。
未知子の事を知らない者も多く、「誰なんだ?」との問いに「フリーランスの外科医、大門未知子です」と、名乗る。
アルバイトか…と、その場から追い出される事になる。

神原名医紹介所に1本の電話。
それは、未知子を誘う、西側・西京大学病院の蛭間重勝(西田敏行)からだった。

西側は、毒島の手術を失敗無く、また、東側に取られないようにするためにも、未知子を取り込もうとしていた。

大阪に呼びだし、ステーキハウスに誘い、思う存分食べたら良いと、未知子をもてなす蛭間。
真っ白な気持ちで手を組まないかと、未知子を誘おうとする蛭間だが…。

そのころ、東側も、この手術には未知子の手が必要と考える。
神原名医紹介所に依頼に訪れた海老名敬(遠藤憲一)だが、
しかし、一歩遅れた。

西側の依頼により、未知子は毒島の手術を担当する事になるが、当の毒島が未知子の手術の執刀を拒む。
そこには、自らの病巣が、後輩達の医療発展の為に、成長につながればと、この病院の医師に執刀させるよう望む。
その裏には、未知子への過去の恨みもある様で、未知子だけには命を助けてもらわなくても良いと思っている。

そんな中、毒島の再検査の結果が出て、黒部総長は、毒島に別の病院へ移って欲しいと言う。
表向きは、死なせるわけにはいきません…との事だが、その裏には、この病院で手術の失敗と言う汚点をつけたくないと思うあまりの事。

その頃、なじみの寿司屋で好きな寿司をほおばる未知子。
そこへ、毒島の妻・毒島晴子(大谷直子)が現われる。
未知子の事を「嫌いよ」と、言いながらも、夫の手術をして欲しいと頼む。
現役の頃は、忙しいあまり、二人の時間も取れなかったので、これからは長生きしてもらい、旅行とか楽しみたいとの夢を語る。
そこへ、毒島の容態が急変したとの電話が入る。
病院へ急ぐ未知子。

【転】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話のあらすじ3
病院では、毒島へかつての恩も感じている海老名と、加地秀樹(勝村政信)は、毒島を見捨てておけないと、足柄信太郎(高橋和也)の手も借り、自分達で手術を始めようとする。

しかし、黒部総長が「手術は認めない。失敗の可能性のある手術はあえて触れない。一度の失敗で何もかもが崩れる」と、その手を阻む。
そこへ、天堂義人理事(北大路欣也)が現われ「手術を認める」と。

手術を始めたものの、実際に開けてみると、その病巣の進行が想像以上だった。
手の施しようが無いと感じた海老名は、手術をやめようとする。
が、その時、未知子が麻酔科医・城之内博美(内田有紀)と現われる。

未知子は、その手術を続けるが、毒島の心臓が止まってしまった。

すぐに、心臓マッサージをしては危険と感じた未知子は、3分以内に処置をして、甦生させると言う。

しかし、それを見ていた、黒部総長は「やめるんだ」と、医師や看護師に、その場から出て行くように言う。
そして、全ての責任を未知子に追わせると言う。
未知子へも出て行くように言うが「失敗しないから」と。

手術を続ける未知子だが、助手がいない為に続けるのに困るが、そこへ看護師たちがも戻ってきて、未知子を助ける。

その助けから、同時に3つの手術をやり終え、毒島を助ける。

【結】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話のあらすじ4

手術の成功がおもしろくない黒部総長。
しかし、その黒部も総長の座を下ろされる事になる。
理事会により決められた、解任通知書を渡される。そして、時期総長は天堂だった。

その場に、請求書とメロンをもって現われた「神原名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)。
一千万円の請求をした神原に、現金を見せるを天堂。
天堂も、未知子の成功を自分達の物にしようと考える。

未知子は、神原に「請求書はどこへ出すのか」と、尋ねるが「そんなもの出せる所は無い」と、言う。
神原は、これまでも未知子の功績を称えながらも、未知子に、その報酬に見合った金額を渡してこなかった。
その事実は未知子は知らぬまま。

天堂は、国立高度医療センターの総長就任の席で、未知子との契約したと、皆に伝える。
未知子も、契約に伴い勤務条件をその場にいる皆に伝え、医師免許が無くてもできる事は「いたしません」と、未知子の主張を伝える。

天堂は、未知子に「この病院の為に役立って下さい」と、伝える。
しかし、その裏には何かが隠され、大門未知子を自分の為に使おうとたくらみが見えてくる。

ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」1話の感想

大門未知子はシリーズ3回目を迎えても、信念を曲げず、自分のスキルを信じ突き進む姿は、これまでと変わらず、衰える事を知らずに爽快感さへ感じさせた第1話。
国立高度医療センターの派閥争いも、新総長・天堂によって押さえられるかのように思えても、実際には無くなる事もなく、これからも東と西の戦いは続いて行くだあろう。

ノーベル賞に一番近い日本人。
馴染みの寿司屋の店主。
この二人の困難な脳腫瘍の摘出をめぐって、病院内での揉め事は見えてくるが、未知子の信念で、二人の命を救ってくれるに違いない。
ノーベル賞には興味は無いかも知れないが、寿司屋の店主の腕が無くなる事は、未知子にとっては一大事。
きっと、寿司の為にも助けるに違いない。
その手術の成功によって、また、未知子ではない誰かが笑う事になる事も間違いないだろう。

ドクターX〜外科医・大門未知子〜の全話ネタバレあらすじ結末まとめ