ドラマ「若者たち2014」第11話(最終回)のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「若者たち2014」第11話(最終回)「旅立つ」
ずっと兄弟たちを育ててきた旭。兄弟の幸せが自分の幸せと言う。それぞれが自分の人生を見つけ始める。
ドラマ「若者たち2014」第11話(最終回)のネタバレあらすじ
*2014/09/24放送
【起】ドラマ「若者たち2014」第11話のあらすじ1
旭(妻夫木聡)が土地の権利書を多香子(長澤まさみ)の兄・正一(小林高鹿)に渡してしまったため佐藤家の土地に買い手がついてしまった。そのことを伝えに多香子が血相を変えて朝から佐藤家を訪れた。
家を売ると勝手に決めた旭に兄弟は猛反発する。
旭は、大学病院を辞めて新しい旅立ちをすると決めた新城(吉岡秀隆)のもとを訪れ相談すると、
「新しい旅立ちだ」
と言い、手話で、
「誰も君に未来を贈ることはできない。なぜなら君がみたいだから」
という言葉を旭はプレゼントされた。
一方、陽(柄本佑)と旦(野村周平)は、稽古場に行くと香澄(橋本愛)がいた。
自分の夢のため高校を辞めたと言い、そして旦と握手し写真流出の一件を許した。
【承】ドラマ「若者たち2014」第11話のあらすじ2
旭は、兄弟たちに
「お前たちの幸せが俺の幸せ。自分のために生きてくれ。旅立ちの時が来たんだよ」
と言い、家を売ってみんながこの家に縛られないようにと説得した。
そこへ暁(瑛太)が現れ、多香子の母から奪った3000万円は実は使わずに隠してあると言いスコップを持って出て行った。
一緒についていく旭。お金が埋まっていないことを知っていた旭。
「お前のせいであの家の権利書を渡したんじゃない。」
と暁を説得し、自分を責める暁を必死になだめた。
旭と暁は2人で寝そべりながら佐藤家の思い出話をする。旭は暁と殴りあったこと、暁は、父親が死んで旭と殴り合いそして旭が言った、「俺が親父の代わりになる。だから心配するな」という言葉が頼もしかったと明かす。
【転】ドラマ「若者たち2014」第11話のあらすじ3
佐藤家を明け渡す前日、旭は全員を家に招待しささやかなパーティーを開いた。
新城はみんなの前でギターを弾いき、みんなしみじみと聞き入った。
その晩、それぞれが旅立ちの準備をする。
ひかり(満島ひかり)は新城と別々の道を歩み、陽と旦は一緒に住むことに。
兄弟水入らずで佐藤家での最後の夜を過ごす。
ろうそく片手に持った兄弟たち。壁の傷を見たりして幼いときの思い出を振り返る。
そしていつものように兄弟たちに怒鳴りながら説教を始める旭。
それをにこやかに見守る兄弟たち。
それぞれ兄弟たちは旭の口癖を言い合い、一本ずつろうそくを旭の前にあるコップに返していく。
涙でくちゃくちゃの顔で旭は兄弟たちに
「ありがとう」
と頭を下げた。
この家は、出来婚の旭、前科の暁、不倫のひかり、ニートの陽、ストーカーの旦と変なのばかりいる言う旭。そして、
「どこにいても俺たちは家族。切っても切れない家族。それは理屈じゃないんだよ」
最後の夜は兄弟たちは涙しながら語らい合った。
【結】ドラマ「若者たち2014」第11話のあらすじ4
家を出る当日の朝。
兄弟たちは川の土手からスカイツリーを眺め、そしてそれぞれの道へと分かれていった。
あかりの入院している病院で旭と梓はあかりに
「誰も君に未来を贈ることはできない。なぜなら君が未来だから」
と伝えるのであった。