ドラマ「Nのために」6話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「Nのために」6話
ドラマ「Nのために」6話のみどころ
過去パートはついに殺人事件の起きる2004年に突入します。奈央子と西崎の関係性、また希美、安藤、成瀬の関係性がどう描かれていくのか楽しみです。
一方の現在パートでは、原作にはないオリジナル展開でストーリーが進んでいるので、その内容にも大いに期待したいと思います。ドラマオリジナルのキャラクターである高野と4人の「N」との絡みも楽しみですが、希美と安藤の恋の行方がどうなるのか、そこに成瀬は絡んでくるのかも気になるところです。
ドラマ「Nのために」6話のネタバレあらすじ
2014/11/21 放送予定
【起】ドラマ「Nのために」6話のあらすじ1
2014年、現在。自宅を訪ねてきた高野(三浦友和)と喫茶店に入った希美(榮倉奈々)。成瀬(窪田正孝)とは連絡を取っていない、自分も成瀬もあの日野口家にいたのは偶然だと言う希美に、15年前の「さざなみ」の火事の際、希美の証言を嘘だと思いながら最後まで追及しなかったことを後悔している高野は、希美が最近仕事を辞めたのは西崎(小出恵介)の出所と関係があるのではないかと追及します。
2003年。雨に濡れた奈央子(小西真奈美)を自室に招き入れた西崎。西崎が大家の野原(織本順吉)の母屋に行き、残された奈央子は西崎の書いた小説『灼熱バード』を見つけ読みます。帰り際、小説に出てくる、飼い主の女に傷つけられながらも餌を貰い続ける鳥とは西崎のことだろうと言った奈央子に西崎は動揺します。
その頃、青景島の高野のもとには東京の警察から連絡が入り、詐欺の受け子をして逮捕されたものの不起訴となった成瀬の身元を引き取りに東京まで出る高野。釈放後、食事に入った定食屋で高野に叱られた成瀬は涙します。
一方、ビル清掃のバイトを続ける希美は、前々から希望しているゴンドラでの窓掃除を、この日もまた女子はダメと断られていました。その様子を見ていたのはダイビングライセンスを取るため同じバイトを始めた安藤(賀来賢人)でした。二人は月1回ペースで野口家に食事に呼ばれており、貴弘(徳井義実)との勝負に備え、希美に将棋を教わる安藤ですが、実は希美は貴弘から「みどりビル」の情報を貰ったときに、交換条件として安藤との将棋のブレインを頼まれていました。そのことを西崎だけにこっそり話す希美。
【承】ドラマ「Nのために」6話のあらすじ2
2004年の正月、再婚した早苗(山本未來)からは幸せそうな年賀状が届き、何かと希美を心配している野原も喜んでくれます。その野原から、正月で神奈川の実家に帰省している西崎について、西崎の母はもう死んでいて実家が実家ではないと聞く希美。
そして春、会社の寮に入るため引っ越しの準備をする安藤は、西崎に希美はどうするのかと聞かれ、落ち着いたら迎えに来ると答えます。
安藤の最後の清掃バイトの日、希美は安藤に頼まれ休んだ人の代わりにバイトに入ることに。夜明け前、安藤についていくとそこは高層ビルの屋上で、仕事はゴンドラでの窓清掃でした。ゴンドラの上から朝焼けを見て、島と全く違う景色に感動する希美は、これも世界のほんの一部だという安藤をまぶしそうに見つめます。この日を境に冷蔵庫の食糧ストックをやめた希美。野原の前では過去が吹っ切れたうれし涙を流します。
一方成瀬は、目的もなく入った大学を中退し、レストランで生き生きと働き始めます。
安藤は希望の部署に配属され貴弘の直属の部下に。昼休みによく将棋を指す二人でしたが、貴弘は分が悪くなると勝負を持ち越しにし、次の手を希美に相談していました。そのことを西崎に子供っぽいと話す希美のもとを、ある日奈央子が訪ねてきて、お茶をしに出かけることに。たまたま通りがかったインテリアショップで豪華なドレッサーを見かけた希美は、ドレッサーを持っていた父の愛人・由妃(柴本幸)や、豪華な生活をなかなか捨てられなかった早苗など嫌な思い出がよみがえり、固まったように立ち止まってしまいます。その様子を黙って見ている奈央子。
【転】ドラマ「Nのために」6話のあらすじ3
数日後、安藤が野バラ荘に遊びに来て西崎と3人のところに、希美宛てに突然、奈央子から大きな荷物が届きます。それはあのドレッサーでした。表情をこわばらせる希美ですが、日頃のお礼だと言う奈央子に迷惑だとは言えず、嫌な思い出を必死で抑え込もうとします。
ある日、西崎が帰宅するとまたも希美の部屋の前に奈央子が。部屋でコーヒーをふるまった西崎のシャツの袖をめくり、腕の傷跡を露わにしようとする奈央子。激しく動揺する西崎に、奈央子は自分の身体の傷を見せ、貴弘の気持ちを受け止めたしるしだと言います。それは自分が逃げられない言い訳で、暴力を愛と置き換えているだけだと言う西崎のシャツのボタンを奈央子がはずすと、胸にも無数の傷跡が。幼い頃に母親につけられたその傷に奈央子は口づけをしていきます。
しばらくたったある日、安藤から奈央子が体調を崩しているらしいと聞いた希美は、奈央子の携帯に連絡しますが、携帯は解約されていました。同じ頃、安藤は奈央子が不倫をしているという怪メールが社内で流れていることを知ります。
その奈央子は、西崎とホテルの一室にいました。奈央子の身体についたアザや傷に口づけをする西崎。
秋になり、貴弘に招かれ希美と安藤は野口家を訪ねますが、玄関のドアの外側にチェーンがつけられているのを見て顔を見合わせる二人。一人で家にいるだけなのに持っていても仕方ないから携帯は解約した、体調は大して悪くなく人ごみに出たくないだけだと言う奈央子ですが、話しているうちに震えだし、貴弘に支えられて寝室へ下がってしまいます。帰ろうとする希美と安藤は、話があると貴弘に呼び止められラウンジへ行くことに。奈央子を中に残して部屋を出る際、貴弘は外側のチェーンをかけたのでした。
【結】ドラマ「Nのために」6話のあらすじ4
2014年現在。高野は安藤から聞いた新しい証言をまとめていました。当時の警察の聴取で成瀬が、自分が訪問した時点で外れていたと証言した外側のチェーンを、掛かっていたはず、だから誰も外に出られずにあのような事態が起きたと言った安藤。その安藤から希美に、ちゃんと話がしたいと連絡がきます。事件当時の事情聴取では、約束より早めに着いたため貴弘に電話をすると、仕事の話がしたいからとラウンジで落ち合うことになったが、いくら待っても貴弘は来ず、階下の野口家へ行くとすでに貴弘と奈央子は倒れていてすぐに警察がやって来たので自分は誰からも何も話を聞けていないと供述した安藤。希美に会った安藤は、警察には言わなかったことを話すから希美も本当のことを話してくれと言い、さらに10年前のあの日、本当は希美にプロポーズするつもりだったと告白し、渡すつもりだった指輪を差し出します。
帰宅した希美は、高野を自宅に呼び出します。引っ越しのダンボールが積まれた部屋に驚く高野に、3年前に手術した胃がんが再発し余命1年と宣告されていると話す希美。仕事を辞めたのも動けるうちに身辺整理するためで西崎の出所とは関係ないと言った希美は、話せるうちに知っていることを高野にすべて話すと言い出すのでした…。