ドラマ「すべてがFになる」2話のネタバレあらすじ結末まとめ

ドラマ「すべてがFになる」2話「冷たい密室と博士たち[後編]」

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ドラマ「すべてがFになる」2話のみどころ

優れた理系頭脳を持ってはいても、決してお堅い感じではなく、キュートなお嬢様女子大生といった雰囲気をもつ萌絵のキャラクターがとても魅力的に表現されていたと思います。ボサボサ頭にサンダル履きのクールな犀川とコンビとしてのバランスもいいなと感じました。1話ではまだ犀川は事件に首をつっこむことに否定的で萌絵の単独行動が多かったですが、2話では犀川も事件の解明に乗り出すようなので、謎解きとともに二人のコンビネーションも楽しみです。

ドラマ「すべてがFになる」2話のネタバレあらすじ

2014/10/28 放送

【起】ドラマ「すべてがFになる」2話のあらすじ1

何者かにマイナス20℃の低温実験室に閉じ込められた萌絵(武井咲)は、意識が朦朧としながらも室内のPCから犀川(綾野剛)に助けを求めるメールを送り、駆けつけた犀川に助け出されます。
病院で意識を取り戻した萌絵は、2年前に自殺した増田のPCデータをコピーしたUSBがポケットから持ち去られ、PCも破壊されていたと知らされます。「君は犯人が誰だか気がついている」と犀川に指摘された萌絵は、同じくすでに犯人がわかっている犀川に、自分の代わりに確かめてきてほしいと頼みます。

【承】ドラマ「すべてがFになる」2話のあらすじ2

翌朝、極地研では、出張先の九州から朝一で戻った助教の市ノ瀬(市川由衣)が、守衛から昨夜の萌絵の事件を聞かされ驚きます。足早に実験室に向かった市ノ瀬は、実験準備室の扉に中から鍵がかかっていることに気づきます。
その頃ちょうど極地研に到着した犀川は、市ノ瀬の悲鳴を聞き、慌てて建物内へ。実験室の奥の搬入室で教授の木熊(平田満)が倒れて死んでいました。
木熊の死因は、機材搬入用のクレーンで吊るされたことによる窒息死。死亡推定時刻は萌絵が襲われた2時間後の深夜で、教授室にある鍵でドアを開けた第一発見者の市ノ瀬には九州にいたアリバイがあり、真犯人は修理の済んだ搬入口のシャッターから逃走したようだと県警の鵜飼(戸次重幸)は犀川に話します。
犀川は、増田のPCで萌絵が見たファイル名〈shika〉が、木熊研究室の誰かの、大学のPCにログインする際のアカウント名であることをつきとめます。さらに〈shika〉は犀川研究室のネットワークにもひそかに侵入し、萌絵が犀川に送ったメールを閲覧していました。
犀川は喜多(小澤征悦)を呼び出し、メールから萌絵が極地研に行くと知った〈shika〉が萌絵を襲ったと仮定できると話します。少なくとも〈shika〉が木熊研究室の関係者であることは間違いない、と言う犀川に、喜多は暗い顔で、本気で俺のことも疑っているのかと聞きます。
自分の研究室に戻った犀川は助教の国枝桃子(水沢エレナ)から、〈shika〉の侵入経路が犀川自身のPCだったと報告を受けます。すべての謎が解けたものの犯人の動機がわからない犀川は、動機を教えてほしいと〈shika〉宛にメールを送ります。

【転】ドラマ「すべてがFになる」2話のあらすじ3

夜、萌絵が入院する病院に入っていく黒い人影がありました。
そして廊下を進んでいくナイフを手にした黒い人影…。
暗がりの中、萌絵の病室のドアを開けたのは喜多でした。電気がつき、カーテンの陰から萌絵が出てきます。犀川のところへ行って確認したいことがあると、運転手がわりに喜多を呼び出したのは萌絵でした。
一方、電気の消えた真っ暗な大学の廊下では、ナイフを持った黒いフードの人物〈shika〉が犀川の前に現れますが、そこへ萌絵がやってきたため、屋上へと逃げる〈shika〉。萌絵は「市ノ瀬先生」と呼びかけます。〈shika〉の正体は市ノ瀬でした。萌絵と犀川の説得もむなしく、飛び降りて自殺をはかる市ノ瀬でしたが、一命をとりとめます。

【結】ドラマ「すべてがFになる」2話のあらすじ4

喜多と鵜飼たち警察に、事件の真相を解説する萌絵と犀川。
丹羽と珠子の殺人には木熊が協力し、木熊が丹羽を、市ノ瀬が珠子をそれぞれ殺害し、殺した相手になりすまして防寒服を着て実験室から出てきていたのでした。密室の謎は、市ノ瀬がひそかに実験準備室の扉に鍵をかけ、犯人は搬入口から外に逃げた外部犯と思わせる計画が、シャッターの故障によって不要な密室状態ができてしまっただけだったのです。そして動機は、2年前の増田の事件。失踪直前、研究室でナイフを振り回した増田のターゲットは丹羽でした。萌絵は、当時増田と交際していた市ノ瀬が、何らかの理由で増田の失踪の原因となった丹羽と珠子を恨み、二人の結婚報告を聞いて殺意を持ったのだろうと推察します。そして木熊が市ノ瀬に協力した理由は、市ノ瀬が木熊の実の娘だったからだと言う犀川に喜多や鵜飼は驚きます。それ以外に木熊の行動を説明する理由がないという犀川に、喜多たちは、それだと市ノ瀬にアリバイがある以上、木熊を殺害した人物がいなくなると反論しますが、犀川は、それは木熊自身がリフトを操作して自ら首を吊ったあとに、市ノ瀬が木熊の指示により死体を床に下ろし他殺に見せかけたものだと説明します。市ノ瀬は、喜多を通して犀川に渡した実験データのUSBにウイルスをしかけメールを監視しており、萌絵を襲ったのは、出張先で萌絵が極地研に行くと知った市ノ瀬から連絡を受けた木熊だったのです。自殺とその後の偽装工作は、出張中に自分が殺害されれば市ノ瀬は容疑者から外されるという、娘を守ろうとする木熊の究極の親心でした。
後日市ノ瀬が、丹羽たちを恨むようになったのは、酔った丹羽が市ノ瀬に暴行し、それを珠子から聞かされた増田がショックで失踪してしまったことがきっかけだと自供し、事件の全容は解明され、犀川研究室には日常を取り戻した萌絵と犀川の姿がありました。

すべてがFになるの全話ネタバレあらすじ結末まとめ