ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」3話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」3話「命を前に根回しもへったくれもない」
H26.10.23放送
【起】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」3話のあらすじ1
手術を淡々とこなす未知子(米倉涼子)だが、その事で回りの看護師達が振り回されていた。
この日も、朝から3本続けての手術。
休憩を取る間も無い看護師達だった。
しかし、未知子は自分のしたい放題。
その手術を、遠目で見ている医師達。
その会話内容はと言うと、看護師達をランク付けしたり、自分の物のように言ったりする始末。
その会話は、手術室にも流れ、そして、看護師長の白木淳子(高畑淳子)も聞いていた。
白木に頭の上がらない医師達。白木に頭を下げるしかない。
このような倫理観の乱れを、白木は天堂総長(北大路欣也)に訴える。
看護師達を口説こうとする医師。
患者から、受け取ってはいけない金品を平気で受け取る医師。
そして、未知子の行為は、医師による最もひどいパワハラだと訴える。
そこへ、日本看護師連合会会長・三原雅恵(岩下志麻)が現われる。
三原会長は、看護師の地位向上を勝ち取った『平成の春日局』と、呼ばれる存在。
天堂総長も一目置く存在だった。
三原会長が、国立高度医療センターに訪れたのは、孫娘の手術を任せる為だった。
孫娘・三原奈々子(森田彩華)は、重度の子宮頸がんを患っていた。
【承】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」3話のあらすじ2
術前カンファレンスが始まり、そこで、予定には無かった患者、奈々子の事が取り上げられる。
未知子は横入りかと言いながらも、この患者は骨盤内内臓全摘出だと言う。
それは、患者も、三原会長ら家族も希望していない事と、言う事で未知子の提案はその場では、聞き入れられない。
そこで、”ミスタークリーン”と、言われる足柄信太郎(高橋和也)が執刀医としなり、骨盤内の他臓器は温存する手術が採択される事になる。
まだ、25歳の奈々子にはそれは辛い事。「人間としての尊厳の問題」と、三原会長も、全摘出の手術を認めようとしない。
未知子は神原医師紹介所で、麻雀を楽しみながら、神原晶(岸辺一徳)や城之内博美(内田有紀)らに看護師の恐さを教えられる。
看護師と言う大奥に弱みを握られたら最後。
看護師は、医師が研修医時代から知っていたりしたら、それこそ頭が上がらないはず、オペの失敗を見られていたら・・・等と。
術前の検査により、奈々子のガンは予想以上に進行している事がわかり、命を救うには骨盤内内臓全摘出しかない事が分かる。
臓器を温存して、命を救いなさいと、医師に告げる三原会長だが、奈々子は執刀としての「足柄先生に全て任せる」と、涙ながらに訴える。
「不自由を強いられてもあなたには生きていて欲しい」と、言う足柄。
その事を聞きつけた白木看護師長らは、黙っているわけが無い。
即座に未知子達の所へやってきて、手術は私達が仕切ると言い、未知子を入らせないと言うが、足柄が、未知子には第二助手として入って貰うと言う。
【転】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」3話のあらすじ3
急がれる奈々子の手術が始められる。
手術を進めて行くうちに、予想以上の広がりに気付き、手が止まる足柄。
そうして良いか戸惑う足柄を見て、未知子はその場を代わり、手術を続ける。
白木看護師長は、未知子の執刀を認めようとしないが、その手際良さに手伝うしかなった。
そして、無事に骨盤内の臓器全摘出が終わる。
三原会長は「無念」の一言。
そして、白木看護師長が「人工肛門、人工膀胱の増設準備に入ります」と、告げるが、未知子は「いたしません」と。
未知子が始めたのは、肛門括約筋温存、代用膀胱再建の手術。
それは、回りを驚かせるものだった。
その手術が出来るのかと不安な気持ちで見ていた医師達だが、失敗しない未知子は無事にやり遂げる。
これには、三原会長も「見事でした」と。
奈々子も、三原会長も望んでいた事が、未知子の手により実現したと言う事だ。
術後に、いつものようにシロップの一気飲みをしている所へ、白木看護師長が現われる。
「お礼は要らない」と、言う未知子に白木は、お礼どころか勝手な振る舞いに対して大声で叱責する。
【結】ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」3話のあらすじ4
天堂総長は、良い仕事をしましたねと、海老名(遠藤憲一)や足柄に言うが、足柄が奈々子へ送ったメールが読まれる。
その内容は、奈々子との不倫が伺いしれる内容。
その場で辞表を書かされる事になる足柄だった。そして、海老名も監督不行き届きだと言われる。
三原会長は、未知子へ奈々子を助けてくれた事への礼を言う。
そして、そこで未知子は「ひ孫も抱けるよ」と、言い、奈々子の子宮細胞を冷凍保存している事を告げる。
その事を聞き、三原会長は喜ぶどころか、未知子の恐さを知る。
三原会長は、天堂総長に、これからの日本医師会を引っ張っていくだろうと言う。
その際には、日本看護師連合会は協力すると言うが、未知子には用心するようにと忠告する。
天堂総長にとって未知子はガンになるかも知れないと・・・。