ドラマ「おやじの背中」第3話のネタバレあらすじ結末まとめ

ドラマ「おやじの背中」第3話「なごり雪」

この映画を無料で観る

ドラマ「おやじの背中」第3話の主な出演者、登場人物

小泉金次郎(西田敏行)
小泉秋子(由紀さおり)
大塚喜平(小林稔侍)
小泉金一(光石研)
小泉歌子(中島ひろ子)
小泉しのぶ(広瀬すず)

ドラマ「おやじの背中」第3話のネタバレ、あらすじ

【起】ドラマ「おやじの背中」第3話のあらすじ1
小泉金次郎は一代で金属加工会社を築き上げたワンマン社長。工場の騒音で耳が遠くなってしまった職人である。
受勲者が周りに配る記念のメダルをずっとひたむきに作り続けていた。
しかし会社での世代交代は進み、金次郎の意見はなかなか通らなくなってしまった。
そして家族や部下からも冷たい態度を取られるようになっていった。

【承】ドラマ「おやじの背中」第3話のあらすじ2
会社設立40周年の記念式典を開催するための準備の最中、金次郎の故郷への強い想いと感謝する意味合いがある企画がことごとく専務である息子や常務である娘の旦那などの社員から却下されてしまう。
富山にいる同級生の南が製作したドキュメンタリー映画も上映しないことになった。

周りからは疎ましく思われ、次第に会社や家にも自分の居場所を見つけられなくなり、さらに遠くなる耳に鬱憤が積もっていく金次郎。
金次郎は腹を立てパーティーは中止だと言って姿をくらましてしまう。

【転】ドラマ「おやじの背中」第3話のあらすじ3
心配した親族は金次郎の自宅に集まった。みんなが金次郎の影口を叩き、不満を言っていたことをお互いがなすりつけ合い、見苦しい責任転換をしていた。
そこへ金次郎の親友である元刑事・大塚がやってきた。
金次郎の妻は、記念行事を控えていることもあって、大々的に警察沙汰にしたくはないと思ったので、この元刑事の大塚に事情を説召した。
みんなの話を口を挟むことなく淡々と聞いていた大塚。そして部屋の中を探索し始める。
大塚は知っていたのだ。金次郎は床の下に隠れていると。
昔、好きな子の家の床下に潜ったことがあったからである。

そして大塚は、いかに意地を張った金次郎のプライドを傷つけずに床下から出すか作戦を提案した。それはみんなで小芝居を打つことだった。
親友の南の手ほどきの元、みんなが必死に芝居をした。
その夜、大塚は床下に行き、金次郎の元を訪ねた。
4日間失踪していたことになっていた金次郎に突発性脳梗塞になって、この4日間のことを何も覚えていないことにしようと持ちかけた。

それに納得した金次郎は会社に自分の車を置きっぱなしにしていると大塚にお願いし、送って行ってもらうことにした。家族はそれを見て安心した。
会社につき自分の車に乗ったときに、孫のしのぶが待ち構えていた。

孫を会社の工場に案内し、あるものを見せた。
それは40年パーティーで妻に送るつもりの白勲章であった。ずっと支えてくれた縁の下の力持ちである妻に感謝の意を伝えようと思っていたのであった。

白勲章は白で色がなく、また雪の結晶を模していた。
その蓋をあけると、金次郎と妻の思い出の曲、なごり雪のオルゴールが流れるのであった。

【結】ドラマ「おやじの背中」第3話のあらすじ4
孫のしのぶは、
「おじいちゃん、優しいね、これを作るために4日間も隠れていたんだね」
と言った。
しかし後半の言葉は耳の遠くなった金次郎には聞こえなかった。

しのぶは金次郎の想いに触れ、涙しながら抱きついたのであった。

ドラマ「おやじの背中」第4話 予告

長い間、わだかまりをもった父子。疎遠だった息子を誘い秩父札所参りに。父はなぜそんなことをしたか息子には知る由もなかった。そして父の妻に対する思いが初めて交錯する。

ドラマ「おやじの背中」の全話ネタバレあらすじ結末まとめ