ドラマ「ファーストクラス」7話のネタバレあらすじ結末まとめ
ドラマ「ファーストクラス」7話
ドラマ「ファーストクラス」7話のみどころ
今回ちなみが凪子に投票したのは驚きでした。そこへもって、何も口出ししないだろう理事長がクレームをつけるって予想外の展開。
ちなみは現在三位をキープしている状態で次回からはこれまた、まさかのクリエイティブディレクターに就任できる希望が見えてきました。
しかし、予告字幕にもサバイバルとあったとおり、また落とし穴が待っているのでしょうか。次回予告にはちなみの笑顔がたくさん映し出されていたので少しほっとしましたが。
また過去の同僚との再会もありそうで、その後の編集部との関わり合いも要チェックです。
一方、蘭子も竜子が株主総会の会場に現れたことで何かひと悶着ありそうです。蘭子が取り乱してる様も次回予告映像に含まれていました。
竜子はまた返り咲くことができるのでしょうか。
ドラマ「ファーストクラス」7話のネタバレあらすじ
2014/11/26 放送
【起】ドラマ「ファーストクラス」7話のあらすじ1
NGSホールディングスの株主総会が始まり、蘭子(余貴美子)が壇上に立った。その時会場にいた矢野竜子(夏木マリ)が挙手し、蘭子が佐野議員に不正献金をしている事実があるかと質問した。隆太郎(淵上泰史)はその書面を間宮(青柳翔)に提出した。不意を突かれた蘭子の横で間宮は「調査する間、瀧川蘭子を更迭し私がCEO業務もします」という。
蘭子は間宮に「はめえたな」と言い半狂乱状態になりながら、警備員たちに取り押さえられて退場していった。
同じころ、凪子(ともさかりえ)はちなみ(沢尻エリカ)をクリエイティブディレクターに任命した。ちなみさんは向いているし、制服が決定したのも先方の意向に気づき、最後まであきらめなかったからだという。問題ないことをリカ(木村佳乃)に確認し、「ちなみさんよろしく」といい、「私は自分を自由なデザイナーに任命します」といってその場はお開きになった。
隆太郎は間宮の部屋に訪れ、祝杯を交わしていた。
一方、千冬(小島聖)は蘭子が不正献金疑惑でCEOを辞任したことを告げる記事をリカに見せていた。そこに間宮がやってきて「会社には影響のないように処理した。そしてブランドイメージを損ねた蘭子を退任させた」と言った。また、「ファストファッションブランドの店頭でタツコヤノのTシャツを販売する」という仕事を持ってきた。
【承】ドラマ「ファーストクラス」7話のあらすじ2
その仕事は、リカ率いる「タツコヤノ」ブランドとちなみ率いる「タツコヤノジャパン」のグループに分かれて競争させ、売り上げの悪かったブランドの方をなくすということだ。
リカは間宮に会って、更に間宮の作った人員プランを見た。リカはナミ絵(シシドカフカ)と凪子、薫(市川実和子)、吹雪(篠原ともえ)のグループに、ちなみはさくら(倉科カナ)と久志(岡本圭人)のグループだった。なにか裏があるのではないかと言い、蘭子も初めから追い出すつもりだったのではと掛け合うリカ。
このプランを見たちなみは、リカに不服を申立てる。人数的にも経験的にもちなみグループに勝ち目がないことは誰の目にも明らかだった。しかしその事実を突き付けられたさくらと久志は一気にやる気をなくしてしまう。そんな中、プレスの千冬はこのサバイバルゲームを面白がっているようで、凪子とナミ絵に会い、皆応援しているからと言う。そんな姿を快く思わないナミ絵は気づかれないように千冬に空の紙コップを投げつけた。
しかし、そんな千冬もリカに呼ばれ「間宮の動きを探ってほしい」と言われた。
その頃、さくらは仕事中にもかかわらず携帯で誰かと話しているし、久志も寝ていて、明らかにやる気をなくしていた。ちなみも屋上で考え事をしていたが、そこにリカがやってきた。
リカと間宮はまだ何かつるんでいるのかと探りを入れるちなみ。そして、タツコヤノジャパンはご自身のブランドなのに潰されてもなんとも思わないのかと聞く。リカは身内と競えない者に外で競うことなど到底できない、生き残った方が志をとげればいい、という。
それに共感したちなみは「約束します」と言った。その瞬間、リカはちなみを抱き寄せ、「そのためにも本気で戦おう」と言い、去って行った。
仕事場に戻ったちなみだが、力の差の事実をつきつけられたさくらと久志は傷ついて仕事のやる気をなくしたままだ。さくらも書いていたデザイン画は捨ててしまったという。
そして、皆がちなみのような仕事に対する志をもって仕事しているわけじゃないといい、お疲れさまでしたといって、二人とも帰ってしまった。
それから数日がすぎた。ちなみはリカのグループの仕事が進んでいるのを目の当たりにして、焦りがでてきた。それを見かねた薫が「手伝おうか」と声をかけるが、リカにその場を見られ、止められてしまった。その後もちなみは一人で事務所に残ってデザインを考えているが、煮詰まってしまう。そんな中さくらの捨てたデザイン画をゴミ箱から見つけたちなみはさくらに連絡をするが、さくらは留守電のままで出ない。どうしてよいかわからず、ちなみは事務所を出て、ある場所に来た。それはファーストクラス編集部にいた時によくMINAときていた場所。
【転】ドラマ「ファーストクラス」7話のあらすじ3
ちなみは当時を振り返ろうとしていた矢先に声をかけられた。
モデルのMINAこと鈴木良子(佐々木希)今は、ファーストクラスのエディターをしているという。落ち込んでいるちなみと少し会話をし、翌日再会することを約束し別れた。
翌日、ちなみは良子とカフェで会う。良子はファーストクラス編集部で来年の夏の読者アンケート資料をちなみに渡した。一人で全部するなんてと不安がる良子。
「私たちと志がちがうのよ、私はうまく人を使えないの」と返すちなみだったが、その背後にこれまたかつての編集仲間の木村白雪(田畑智子)が立っていた。「ずいぶん会わんうちに昔と変わったな、その子らの志はどんなんかきいたんか、人は使うもんやなく、助け合うもん、それを教えてくれたんはあんたやろ」と言う。ちなみは、ハッと我に返り、ありがとうと言って、その場を去って急いで事務所に戻った。そして、さくらと久志に仕事は終わりにしてパーッといこうと居酒屋へ誘った。そこで二人にどうしてこの仕事をすることになったのかを聞いた。そして、志は皆違うことを認めあい、そうであったとしても、自分たちが作った洋服が世の中で注目されることはとても幸せなことであるのは誰にとっても同じこと、たとえ、リカさんのグループに負けても、この幸せをかみしめて一緒にTシャツを作ろうと言った。
それでようやく二人はやる気になり、作業を始めた。ファーストクラスのアンケートを見た久志は「20代の女性、アイテムは一つ、自分だけの特別感」にターゲットを絞ろうと提案した。そして3人は、ファーストクラスの読者とファストファッションのターゲット層が同じであることに注目し、コラボTシャツを作ることを思いつく。ちなみは早速ファーストクラス編集部に出かけると言い、さくらをチーフデザイナーに任命した。3人は徹夜して作品作りに没頭していた。翌朝出社してきたナミ絵と凪子は三人の寝顔を見ながら悪女らしく何か企てようかと相談していたが、今回ちなみを邪魔とは思えないと言い、二人は自分の仕事をしようとその場を離れた。そんな中、華(鈴木ちなみ)がさくらにちょっかいをだした。
「どう頑張ってもみじめ、負け試合」とさくらに言う華に、傍で聞いていた久志は「初めから負け試合と決まっていない」と言う。華は調子に乗るなよ、と言い捨てその場を去った。久志は仕事を進めましょうとさくらに言い、二人はまた仕事をつづけた。そんなやりとりをちなみもほほえましく見ていた。
一方、隆太郎は竜子を車に乗せて談笑していた。竜子は35年前に店を立ち上げた頃の繁華街を思い出していた。そんな竜子に、隆太郎は「準備は整いました」と言った。隆太郎は「タツコヤノオリジナル」という新しいラインを立ち上げようとしているようだ。
後日、隆太郎と間宮は二人でトレーニングをしながら、また何かを企んでいる様子。
「必ずちなみが勝つようにする」と間宮は言った。隆太郎がトレーニングルームから出てくるところを千冬は見ていた。千冬は間宮がなにか仕掛けているかもしれないから、事前に手を打つようにリカに言うが、それはできないと断言したリカ。
【結】ドラマ「ファーストクラス」7話のあらすじ4
そして迎えた、Tシャツ発売日当日。事務所では発売枚数を表すオンライン上の数字を皆見つめていた。結果はリカのタツコヤノが1124枚、ちなみのタツコヤノジャパンが5000枚で完売となった。
この結果が出た後、リカと千冬は間宮の仕事部屋を訪れた。ちなみのTシャツを裏から手をまわして買っていたのではないかと言う。千冬がタツコヤノジャパンのIPアドレスを調べたらNGSホールディングスの子会社のものだったという。リカはこの不正を暴露するかと一時は間宮を追い込んだが、やがて千冬にそれを証明する資料をナイフで破らせた。その行動を見た間宮は「あなたは負けになりますよ」というが、リカは「私は負けでいい。その代わり吉成ちなみをブランドのトップに就任させてください」という。
一方、ちなみ等3人はTシャツの完売をとても喜んでいた。ちなみも二人に礼を言った。
追加のオーダーも入ってきて、ますます忙しくなるちなみ等であった。