ドラマ「相棒 season13」3話のネタバレあらすじ結末まとめ

ドラマ「相棒 season13」3話「許されざる者」

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ドラマ「相棒 season13」3話のみどころ

巨大な密室での殺人事件というミステリーを、特命係がいかにしてその謎を解くのか。
冤罪事件という社会の暗部に関わった人権派弁護士永井多恵との絡みも大いに期待できますね。特命係と多恵がどう絡むのかも大いに注目されます。
これで3シーズン目に入った甲斐亨が右京の心強い相棒として成長し、堂々たる刑事ぶりをみせています。
父と和解し、恋人の悦子(真飛聖)と幸せな結婚ができるのかも、シリーズを通しての楽しみになりそうですね。

ドラマ「相棒 season13」3話のネタバレあらすじ

2014/10/29 放送

【起】ドラマ「相棒 season13」3話のあらすじ1

出版社で働く長谷川(夙川アトム)という男性がマンションの自室で殺されました。室内がひどく荒らされていることから、捜査一課は強盗殺人事件と断定します。
長谷川は3年前、花屋の女性店員山本香奈(指出瑞貴)殺害容疑で起訴されましたが、人権派弁護士永井多恵(片岡礼子)の働きによって無罪になった人物でした。真犯人は、美香の時計を所持していた近隣のホームレスとされ、事件は解決しています。
冤罪を勝ち取った人物が殺された。しかも監視カメラをみる限り、事件当夜はマンションの住民以外誰も出入りした形跡はありません。つまりマンションぜんたいが巨大な密室だったのです。
鑑識の米沢(六角精児)はひとこと「ミステリーですね」。
長谷川が勤めていた出版社へ出向いた特命係の杉下右京(水谷豊)と甲斐亨(成宮寛貴)は、社長の佐野(千葉哲也)から、長谷川が記した冤罪の告白本の出版のいきさつを聞きます。
弁護士の永井は冤罪を勝ち取ったばかりか、裁判のあとも長谷川のサポートをつづけ、告白本の出版を勧めたというのです。

【承】ドラマ「相棒 season13」3話のあらすじ2

特命係は永井多恵の弁護士事務所をたずね、彼女が噂に違わず凄腕の正義派であることを知ります。
しかし長谷川の告白本をすっかり読みこんでいる右京は、永井に対して違和感を持った様子です。
さらにホームレスが時計を包んでいた新聞から、事件の真犯人は別にいる可能性も浮上しました。
再び長谷川のマンションを訪れた右京は、珍しい形のガラス器と、海外不動産のパンフレットに注目します。
そのガラス器は、美香が働いていた花屋オリジナルの花器とわかり、長谷川と彼女の接点が見えてきます。

【転】ドラマ「相棒 season13」3話のあらすじ3

特命係は、永井とともに殺された香奈の父親勇一(山田明郷)を訪ね、ホームレスが真犯人ではないらしい可能性を告げます。
父親は「じゃあ誰が娘を殺したのか?!」と激怒します。
やがて長谷川が、「裁判で無罪になった人間は、同じ罪には問われない」という法律の盲点を突き、実は自分が真犯人であると告白する本を出そうとしていたことがわかりました。
長谷川は目を付けた香奈が「彼氏はいない」と嘘をついたことに腹を立て、殺したのです。佐野は香奈の父親に匿名の手紙を送り、真犯人を知らせました。
父親は不自由なからだなので闇の殺人サイトに長谷川の殺害を依頼したのでした。
しかし密室状態のマンションで殺された謎はまだ解けていません。
右京はバイク通勤者の長谷川が履いていた反射板付きのシューズに注目します。

【結】ドラマ「相棒 season13」3話のあらすじ4

特命係は、山本香奈が殺害された公園に永井を呼び出します。
長谷川は起訴された当初から自分が殺したことをあっさりと告白しました。しかし永井は、「裁判に勝てば事件はなかったことになる」と長谷川を説得し、あたかも無実の罪の人が冤罪を勝ち取ったかにみえる裁判を仕立て上げたのでした。
「長谷川は良心のかけらもなく、更生しようのない人物であるから、
冤罪裁判の責任を取るために彼を殺した」と主張する永井に対し、右京は人権派弁護士のプライドと権威を守るため、真犯人告白本の出版を阻止しようとした殺人であると喝破します。
不敵な笑みを浮かべて連行される永井。
タイトルの「許されざる者」とは、実は人権派弁護士の永井多恵その人だったのです。

相棒 season13の全話ネタバレあらすじ結末まとめ